東京都埋蔵文化財センター

企画展示

東京都埋蔵文化財センターの展示ホールでは常設展示のほかに、
多摩ニュータウン遺跡以外の資料も交えて、毎年テーマを替えた一年間の企画展示を行っています。

企画展示一覧

令和6年度企画展示「多摩の

令和6年度企画展示「多摩の"なんで!?"な出土品」

令和6年3月20日(水)から令和7年3月9日(日)まで(予定)  ※年末年始(12月29日から1月3日まで)および10/25(金)、11/25(月)、2/3(月)を除く

令和6年度企画展示「多摩の"なんで!?"な出土品」について

遺跡から掘り出される多くの土器や石器。

中には専門家でも「なんで!?」と首をかしげるモノがあります。

なんで大きいの?なんでこんな形なの?一見普通に見えても、よく考えるとやっぱり「なんで!?」だったり。

この展示では多摩ニュータウン遺跡の「なんで!?」なモノたちを紹介します。

みなさんも一緒に「なんで!?」なのか考えてみませんか?

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令和5年度企画展示「多摩新街遺跡切抜帖」

令和5年度企画展示「多摩新街遺跡切抜帖」

令和5年3月21日(火)から令和6年3月7日(木)まで(予定)  ※年末年始(12月29日から1月3日まで)および10/27(金)、11/27(月)、2/5(月)を除く

令和5年度企画展示「多摩新街遺跡切抜帖」について

ともすると、日常からは縁遠く感じられる「遺跡」。

しかし遺跡は私たちの足元にも眠っています。
東京のベッドタウンとして開発された多摩ニュータウンでも数多くの遺跡が見つかり、その発掘調査成果は時に新聞紙面を飾って私たちを驚かせました。
ここでは新聞記事で当時の驚きを追体験しながら、再びその価値に触れてみましょう。

※掲載されている新聞記事の利用期限が切れることから、本解説冊子は2023年度末で掲載を終了しました。

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令和4年度企画展示「境・道・恵―多摩丘陵の3つの顔―」

令和4年度企画展示「境・道・恵―多摩丘陵の3つの顔―」

令和4年3月22日(火)から令和5年3月9日(木)まで(予定) ※年末年始(12月29日から1月3日まで)および10/28(金)、11/25(金)、1/31(火)を除く

令和4年度企画展示「境・道・恵―多摩丘陵の3つの顔―」について

平野の果てに現れる複雑に入り組んだ丘や谷。
多摩丘陵は、東京と神奈川を隔てる境界にあたっています。

丘陵は人々を隔てる境界=「境」となっていますが、人々は時にそこに交通路=「道」を見出して離れた地域をつなぎ、またそこに秘められた豊富な資源=「恵」を求めて集うこともありました。

多摩丘陵が見せる3つの顔に人々はどのように向き合い、関わってきたのか。
本展示では多摩ニュータウン地域を中心にその多様なあり方を探ってみたいと思います。

令和4年度企画展示解説冊子「境・道・恵―多摩丘陵の3つの顔―」.pdf

「境・道・恵―多摩丘陵の3つの顔―」の特設ウェブサイトを開設しております。
以下のurlからご覧ください。

特設ウェブサイトはこちらから(外部サイトに移動します。)

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令和3年度企画展示「現場のミカタ 発掘調査を読み解く」

令和3年度企画展示「現場のミカタ 発掘調査を読み解く」

令和3年6月1日(火)~令和4年3月9日(水) ※年末年始(12月29日から1月3日まで)および10月29日(金)・11月30日(火)・2月25日(金)を除く

令和3年度企画展示「現場のミカタ 発掘調査を読み解く」について

昔の人びとは、土器や石器といったモノをどのように扱っていたのでしょうか?
単純なようで奥の深いこのギモンを解く手がかりは、「現場」、すなわち発掘調査現場にあります。


今回の企画展示では、多摩ニュータウン遺跡群の「現場」を舞台に、モノが遺跡から出土したときの様子に目を向けてみます。
「埋める」・「置く」・「大量」・「謎」という4つの視点から、「現場」に残された人びとの営みを体感してみましょう。

「現場のミカタ 発掘調査を読み解く」の特設ウェブサイトを開設しております。
以下のurlからご覧ください。

特設ウェブサイトはこちらから(外部サイトに移動します。)

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令和2年度企画展示 「リケイ考古学 イマドキの探ると守る」

令和2年度企画展示 「リケイ考古学 イマドキの探ると守る」

新型コロナウイルス感染拡大防止のための臨時休館により、たいへん残念ながら、令和2年12月27日をもって会期終了となりました。 【当初の予定】 令和2年3月20日(金)から令和3年3月10日(水) *年末年始(12月29日から1月3日)を除く。

令和2年度企画展示 「リケイ考古学 イマドキの探ると守る」について

 考古学というと歴史学の一部としての文科系科目、いわゆる"ブンケイ"の印象が強いですが、近年の埋蔵文化財の調査・研究には理科学的手法が多く用いられています。


 小さな炭粒や骨片、土器に残された小さな穴、真っ黒な紙片...一見何なのかわからないものを調査し新たな事実を明らかにすること、そして発掘されたままでは壊れて失われてしまう文化財を保存し未来へ伝え残すこと。調査研究から保存修復まで埋蔵文化財の様々な場面で活躍する理科学的手法―リケイ考古学―の一端をわかりやすく展示いたします。

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平成31年度企画展示 「ひと×いきもの」

平成31年度企画展示 「ひと×いきもの」

平成31年3月21日(祝)~令和2年3月8日(日) ※年末年始(12月29日から1月3日まで)をのぞく。 ただし、新型コロナウイルス感染拡大防止のための臨時休館により、令和2年2月28日(金)に会期途中で中止いたしました。

平成31年度企画展示 「ひと×いきもの」について

新型コロナウイルス感染症への対応に伴う東京都立埋蔵文化財調査センター臨時閉館に伴い、本企画展示は、令和2年2月28日をもって終了となりました。
今後の予定につきましては、本ホームページで改めてお知らせしたします。

「ひと」と「いきもの」は、古来より様々なかかわりを持ってきました。
 今回の企画展では、「ひと」と「いきもの」との多様な関係性のなかから、「獲(とる)・採(とる)・育(はぐくむ)・友(とも)・愛(めでる)・祀(まつる)」の6つのテーマをとりあげました。


多摩ニュータウン遺跡群や都内各所の遺跡、また国指定の史跡である愛媛県上黒岩岩陰遺跡、大阪府誉田御廟山古墳(応神陵古墳)出土(伝)の、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚貝類、植物、菌にかかわる遺物や骨などを、わかりやすく展示いたします。
この展示を通じ、「ひと」という存在について考えるきっかけとしていただければ幸いです。

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平成30年度企画展示『蒼海(うみ)わたる人々 考古学から見たとうきょうの島々』

平成30年度企画展示『蒼海(うみ)わたる人々 考古学から見たとうきょうの島々』

平成30年3月21日(祝)~平成31年3月10日(日)※年末年始(12月29日から1月3日まで)をのぞく。

「蒼海わたる人々 考古学から見たとうきょうの島々」について

東京の島々の遺跡については、これまでまとまった展示は行われて来ませんでした。


そこで、先史時代から続く本土と島との交流の様子やそこで育まれた文化を実感してもらうとともに、黒潮圏におけるダイナミックな「東京の歴史」を広く都民に知っていただくために、これまでの島嶼地域の発掘調査の成果を一堂に展示します。


展示ホール中央の企画展示エリアで、「島の暮らし」、「島の恵み(生産)」、「島の交流」の3つのテーマに区分して、それぞれの島での人々の活動や歴史に関して、考古資料をもとに分かり易く展示しています。

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平成29年度企画展示『東京発掘 江戸っ子のくらしと文化』

平成29年度企画展示『東京発掘 江戸っ子のくらしと文化』

平成29年3月19日(日)~平成30年3月11日(日) ※年末年始(12月29日から1月3日まで)をのぞく

「東京発掘 江戸っ子のくらしと文化」について

 当センターがこれまで四半世紀にわたって調査してきた遺跡の中から厳選した江戸時代の遺物や遺構を取り上げ、「まじない」、「たしなみ」、「食彩」、「くらし」、「流通」、「遊び」など6つのテーマに沿って江戸の実態を分りやすく展示しました。


 さらに、中央展示では江戸の土木技術の水準の高さを示す、品川第五台場の出土資料を使用して、発掘調査時の動画なども上映しながら、幕末の海防施設である台場の立体的な展示を行いました。


 本企画展示を通じ、東京の原点といわれる「百万都市江戸」の実態の一部でも、理解していただけたのではないでしょうか。

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平成28年度企画展示『南多摩発見伝 丘陵人(おかびと)の宝もの』

平成28年度企画展示『南多摩発見伝 丘陵人(おかびと)の宝もの』

平成28年3月19日(土)~平成29年3月12日(日) ※年末年始(12月29日から1月3日まで)をのぞく

「南多摩発見伝 丘陵人(おかびと)の宝もの」について

多摩ニュータウン遺跡の調査開始50年を記念し、『南多摩発見伝-丘陵人(おかびと)の宝もの-』と題して、多摩ニュータウン遺跡の調査から得られた成果を展示しました。


展示ホールには発掘現場の一部を再現したジオラマに、 発掘調査現場での「測量」を体験できるコーナーを設けて考古学者気分を体験していただきました。
今回の企画展示では、常設展示のリニューアルも行いました。

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平成27年度企画展示「先祖と生きる-暮らしとお墓のうつりかわり-」

平成27年度企画展示「先祖と生きる-暮らしとお墓のうつりかわり-」

平成27年3月14日(土)~平成28年3月6日(日) ※年末年始(12月29日から1月3日まで)をのぞく

「先祖と生きる-暮らしとお墓のうつりかわり-」について

縄文時代から江戸時代において、人々が「死」をどのようなものと考えてきたか、あるいは残された人々にとって「死」とは何を意味したのかということについて、遺跡から見つかった「埋葬」という行為や副葬品などの考古遺物を通して分かりやすく紹介・展示しました。

展示の内容は、墓から出土した副葬品を展示するとともに、当時の集落と墓との関係が把握できる遺跡のジオラマを展示しました。

こうした展示によって、縄文時代から江戸時代の各時代に、残された者たちが亡くなった人たちのかたわらで生活してきた、という点を視覚的に理解していただきました。

人と人との絆が見直されている今日、今回の展示を通して、人は一人で生きているわけではなく、地縁をはじめ、血縁とりわけ先祖に見守られながら生活している、ということを考え直す機会となったのではないでしょうか。

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