今月の逸品

ただいま展示中の「今月の逸品」  2026年度企画展示「入門!多摩の遺跡たち」関連展示

キラキラの縄文土器

意図された美? それとも?

平山橋中期中葉浅鉢口縁部付近拡大01re.jpg

「縄文土器 浅鉢」

縄文時代中期前葉(約5,000年前)

平山遺跡 日野市平山

縄文土器は焼成時の割れを防ぐ目的で、粘土に様々な混和材(混ぜ物)を加えて作られている。

混和材に何を用いるかは、時代や地域によって様々だが、今回出陳した土器には雲母が多く含まれている。

このような土器は、多摩地域では縄文時代の中期前葉頃に見られ、

表面に露出した雲母片が光を反射してキラキラと輝いて見える。

これが現代のラメ装飾のように視覚的効果も併せて意図したのか否かは定かではないが、

縄文人たちも住居内の揺らめく焚火の灯りを受けてキラキラと輝く様を、愛でていたのかもしれない。

過去に展示した「今月の逸品」はこちらからご覧いただけます。